2021年03月18日 10:50

東日本大震災から10年を経て、いま福島原発は・・・

~今でも、故郷に帰宅困難な約37000人の市民~

2011年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」は、今でも解除されていない。

先日の会合(2月20日)で、話した内容を5回に分けて掲載します。 


※写真は、DAYS JAPAN 2011.5月号より 

今年3月には未曾有の事故から10年の節目を迎えるが、廃炉作業はもはや

「コントロール不能」の状況で、大切な課題である汚染処理水の海洋放出問

題も時間切れになった。放出の方針を固めている政府と東電は、昨年4月か

ら全国漁業協同組合連合会など「関係者の意見を聞く場」を開催してきたが、

昨年10月の第7回を最後に中断。放出は時期尚早と風評被害を懸念する自民

党農水族の反発もあり、いまだ正式決定に至っていない。

原発敷地内の貯水タンクは来年秋頃には満杯。海洋放出に必要な施設整備は、

2年ほどかかり、タイムリミットはとうに過ぎている。今年中に予定していた

燃料デブリの試験取り出しも、渡航制限の影響で英国製装置の輸送のメドが

立たず1年程度遅れる見通しだ(2022年以降)。同じ事は汚染処理水の施設

整備にも当てはまりかねません。更に、2・3号機の原子炉格納容器の真上に

ある「シールドプラグ」と呼ばれるフタ部分が極めて高濃度に汚染されてい

ることが判明。1号機は100兆から200兆ベクレル(セシウム137の推定値)

2号機は2~4京、3号機は3京、推定放射性物質の量は兆を超える「京」

(京は兆の1万倍)ベクトル級で、人が1時間も傍にいれば死に至るという状

です。1、3号機デブリ取り出し方法は決まらず2号機で格納容器内の圧

力を下げるために汚染蒸気を排出する「ベント」が一度も成功しなかった。

※一部、日刊ゲンダイ2021年1月5日より転載

※廃炉に伴い東京ドーム17個分の「放射性廃棄物」の埋設地も未定の状況だ。

※事故処理費用は、政府が計21・5兆円(廃炉、賠償、除染、中間貯蔵施設整備費等)

と見込んでいるが80兆円を上回るという評論家もいる。


—————

戻る


お問い合わせ先

ニュータウンからのまなざし

千葉県印西市  



意見と提案

2022年07月14日 22:07

再度掲載:真実を見ぬく力を持とう

※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)日本では、戦前戦時中の酷い情報操作は有名だが、今の日本でも原発事故を契機に、政府や関係機関による情報操作が、市民の知るところとなっている。情報操作は、巧妙に仕掛けてくるので、私たち市民はそれを見抜く眼力を持たないと、騙されてしまいがちだ。権力のウソは怖いし、それを見抜けずに報道するメディア(テレビなど)は、結果として、ウソに加担した事となりその責任は重い。その後も、誤った報道を検証しないで、同じ過ちを何度も繰り返すメディア(テレビなど)への不信感も強い。また、ウソの情報に踊らされる私たちも情けない。これからは、市民一人ひとりが暮らしの中で、真実を

続きを読む

—————

2022年07月12日 11:49

再度掲載:今こそ、支え合う地域社会(地域力・住民力)に!

人は誰しも老化障害を抱えています。程度の差が違うだけで健常者という存在は妄想に過ぎないと思いませんか。人は誰でも、老いれば障害者になります。今、元気な老人でも、病気老人の予備軍だという当事者意識を持ち、医療や介護を自分ごととしてとらえることが大切だと思いませんか。※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)。行政に「おまかせ」するのではなく、どうしたら「安心して生まれ」「安心して暮らし」「自分らしいケアを受け」、「安心して死ねる」街をつくっていけるのかを、私たち自身が真剣に考えていくことが迫られる時代だと思いませんか。地域での人と人との繋がりは、これから益々重要に大切になってくると思いませ

続きを読む

—————

2022年06月30日 22:59

成田市は、人口密集地(成田ニュータウン)に行政サービス施設などを集約・・

成田市は、成田ニュータウンに市立図書館・中台運動公園・視聴覚サービスセンター・保健福祉館等の公共施設や日赤成田病院があります。スカイタウン成田(JR成田駅東口)内には、成田市文化芸術センター(ホール・ギャラリー)、成田市役所などは、成田ニュータウン横(京成成田駅前)にあります。人口密集地に行政サービス施設などがある成田市は、市民・住民に対する行政サービスなどの貢献度が高いと思われます・・・・。(雨宮よしあきより)

続きを読む

—————

2022年06月17日 00:47

再度掲載:白井市、北総線「白井駅」から徒歩約15分のところに行政サービス施設などが14あります

千葉ニュータウン(印西市の全人口の約6割を占める)の皆さん、白井市では、人口密集地の北総線「白井駅」から徒歩約15分のところに白井市役所等の行政サービス施設が14あります。※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)・白井市文化会館、文化センター、図書館・白井市郷土資料館、プラネタリウム館・白井まちづくりサポートセンター・白井社会福祉協議会・地域包括支援センター・地域福祉センター・総合保険センター・身体障害者福祉センター・白井消防署などまた、白井市役所の前に、千葉白井病院、白井聖仁会病院を誘致しました。地方自治法第2条14で 「地方公共団体は、その事務を処理するにあたっては、 住民の福祉の

続きを読む

—————

2022年06月07日 12:00

市議会改革が進まない印西市議会・・・・

早稲田大学マニュフエスト研究所は、2020年度の議会改革度ランキングを発表した。調査は今回で11回目、全国1788の地方議会のうち約80%の議会が回答した。※議会改革度は、①~③の3分野で議会改革度を評価してランキングにしたものです。長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)① 政務活動費の公開などの「情報共有」について② 住民との対話などの「住民参加」について③ 議員間討議といった「機能強化」について千葉県内から、300位以内に入ったのは次の6市議会のみです。・船橋市議会  103位 ・流山市議会  108位 ・柏市市議会  118位・千葉市議会  134位 ・習志野市議会 221位 ・

続きを読む

—————

2022年05月18日 14:14

「コロナ収束後」が心配だ・・・再度掲載

今、コロナパンデミックで叫ばれているのは、他人に近づくな、孤立せよ、蜜に交わるな、語るな、という孤立のすすめ、人間疎外のすすめである。(雨宮よしあきより)。人を見たら、コロナ陽性者だと思えと子供に教える時代になった。昨日までは,「絆・絆」と叫んでいたのが嘘のような逆転ぶりである。コロナで移動や外出の自粛が強いられ、生活様式が一変した。問題は収束した後の人々の「心のありよう」が大きく変わるだろう。いったん切り離された人々の心は、そう簡単に繋がりあえるものではない。(雨宮よしあきより)

続きを読む

—————

2022年05月01日 11:09

市民の声が、市政・県政 に届いていると感じますか?

私達が選んだ議員の仕事は、行事やイベント・会合・サークル活動などに顔を出す事だと思いますか。(雨宮よしあきより)議員の仕事は①議会で予算の審議・採決や議会で条例を作成する事だと思いませんか。②議会で市民目線の提案や追及をする事だと思いませんか。③私達の税金(血税)が無駄なく効率的に、市民に対して公平に、公正に使われているかチェックすることだと思いませんか。④市民のニーズを汲み上げ、先取りして議会に提案することだと思いませんか。⑤市民の代表(納税者の代理人)として議会に出ているのですから、議会で何をしているか私達市民に報告する義務があると思いませんか。千葉ニュータウン市民は、議員が市民に約束した

続きを読む

—————

2022年04月25日 13:35

千葉ニュータウン(印西市)に、お住まいの皆さんへ

雨宮よしあきより、当ホームページを、印西市民にPRして下さい! 当ホームページを、印西市民が閲覧するように宣伝して下さい! 印西市民が情報を共有して、千葉ニュータウン市民の政治意識が変われば、印西市も変わります。もっと私達が生活しやく、もっと私達が安心して生活できる、印西市にしてゆくために・・・・

続きを読む

—————

2022年04月08日 15:02

提案:千葉ニュータウン中央駅圏に大型医療施設の誘致を!

※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)~必要な医療をすべての市民・患者に提供を~ 千葉ニュータウンの住宅開発が始まって約40年。これから、居住者の高齢化が進み大型医療施設の必要性が益々高まっています。医療市場として魅力的な千葉ニュータウン中央駅圏(居住人口約5万人白井市・印西市)には、大型医療施設がありません。ですから、千葉ニュータウン中央駅圏を医療空白地帯と感じた、千葉白井病院・白井聖仁会病院・印西総合病院・セコメデイック病院などがマイクロバスを巡回させて患者のケアーをして多くの市民の喜ばれています。※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)印西市の居住人口からみて

続きを読む

—————

2022年03月29日 09:57

迫られる、脱・ベッドタウン

かって栄えた埼玉県久喜市・茨城県取手市・埼玉県飯能市・東京都青梅市などのベッドタウンの衰えが目立ってきた。市区町村別の2011~2016年の住民所得を調べると、首都圏の郊外でドーナツ状に減少が続いていた。団塊世代が年金生活に入り、モノづくりの空洞化で働き手が集まらないからだ。※長々となりますが拝読して下さい(雨宮よしあき)上昇に転じた都心部などとの違いは鮮明で、若い世代を呼び込む工夫が必要だ。流山市・柏市・浦安市などでは、若者を呼び込む工夫を次々と打ち出している。

続きを読む

—————

全ての記事

—————