東日本大震災から10年を経て、いま福島原発は・・・
~今でも、故郷に帰宅困難な約37000人の市民~
2011年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」は、今でも解除されていない。
※写真は、DAYS JAPAN 2011.5月号より
今年3月には未曾有の事故から10年の節目を迎えるが、廃炉作業はもはや
「コントロール不能」の状況で、大切な課題である汚染処理水の海洋放出問
題も時間切れになった。放出の方針を固めている政府と東電は、昨年4月か
ら全国漁業協同組合連合会など「関係者の意見を聞く場」を開催してきたが、
昨年10月の第7回を最後に中断。放出は時期尚早と風評被害を懸念する自民
党農水族の反発もあり、いまだ正式決定に至っていない。
原発敷地内の貯水タンクは来年秋頃には満杯。海洋放出に必要な施設整備は、
2年ほどかかり、タイムリミットはとうに過ぎている。今年中に予定していた
燃料デブリの試験取り出しも、渡航制限の影響で英国製装置の輸送のメドが
立たず1年程度遅れる見通しだ(2022年以降)。同じ事は汚染処理水の施設
整備にも当てはまりかねません。更に、2・3号機の原子炉格納容器の真上に
ある「シールドプラグ」と呼ばれるフタ部分が極めて高濃度に汚染されてい
ることが判明。1号機は100兆から200兆ベクレル(セシウム137の推定値)
2号機は2~4京、3号機は3京、推定放射性物質の量は兆を超える「京」
(京は兆の1万倍)ベクトル級で、人が1時間も傍にいれば死に至るという状
況です。1、3号機デブリ取り出し方法は決まらず、2号機で格納容器内の圧
力を下げるために汚染蒸気を排出する「ベント」が一度も成功しなかった。
※一部、日刊ゲンダイ2021年1月5日より転載
※廃炉に伴い東京ドーム17個分の「放射性廃棄物」の埋設地も未定の状況だ。
※事故処理費用は、政府が計21・5兆円(廃炉、賠償、除染、中間貯蔵施設整備費等)
と見込んでいるが80兆円を上回るという評論家もいる。
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